金属アレルギーとサージカルステンレス(316L)ジュエリーについて

金属アレルギーとは?

なぜ金属アレルギーになるのか
ジュエリーを身につけ、金属が直接皮膚に触れた際に、汗などで小さな粒子が溶け出し、イオン化した金属として体内に侵入します。
この時、体は体内に侵入したイオン化した金属を追い出そうとして抗体を作ります。
そして再び金属が触れてしまうと、抗体が金属に反応し、赤くなったり、かゆみ・発疹などのかぶれ、皮膚炎を起こす症状=金属アレルギーになります。

金属の種類ごとのアレルギー反応の出やすさ
金属にはさまざまな種類があり、アレルギー反応が起きやすいもの、起きにくいものがあります。
金属の小さな粒子が溶け出しやすい金属ほど、アレルギー反応が出やすい金属といわれています。
特に『ニッケル』『コバルト』は非常に加工しやすく安価なため、メッキアクセサリーの地金に使われていることが多く、メッキは剥げれやすいため、ニッケルやコバルトを使用した地金が露出した際に、肌に直接触れてしまうことがあります。

一般的なジュエリーの製法
一般的な製法だと、ベースの素材(地金)と表面の金属コーティング(メッキ)のあいだに下地(ニッケルを含む)を塗っているものが多いとされています。
この下地を塗ることによって、ベースの素材の表面をならし、金属コーティングの密着度を高め表面を綺麗に見せることができます。
しかし、この下地にはニッケルが含まれていることが多く、表面の金属コーティングが薄くなってきた際に金属アレルギー反応が起きてしまうということがあります。

Crestareの製法
Crestareのジュエリーはベースの素材にサージカルステンレスを使用しています。
ニッケル入りの下地を使わない製法で作られており、直接サージカルステンレスのベースに金属コーティングをしています。
そのため、経年変化によって表面の金属コーティングが薄くなってしまっても、金属アレルギー反応が起きにくいジュエリーになっています。
サージカルステンレスのジュエリー
Crestareのジュエリーは、全てのパーツにサージカルステンレスを使用し、日本の工場で一つ一つ製造しています。
サージカルステンレスは金属アレルギー反応が起きにくいとされている金属で、水にも強く、サビや変色がしにくい素材です。そのため長い間ご愛用いただくことができます。
※必ずしも全ての方にアレルギー反応が出ないということではありません。アレルギー症状がみられる場合は直ちに着用を中止し、医師に相談してください。
※私たちのジュエリーはサージカルステンレスに金属のコーティングをしています。そのため、表面のコーティングが剥がれやすくなってしまうため濡れた際は乾いた布などで拭き取っていただくことをおすすめしております。